こんにちは。税理士の堀です。
この記事をお読みのみなさんは、
中小企業の社長さん、
あるいはゆくゆくはそうなりたいと考えている方が多いと思います。
そんなみなさんにちょっとお聞きしたいのですが、
事業をするうえで、いちばん大切なことってなんでしょう?
一言でいってみてください。
すぐに続きを読まずに、本当に考えてみてくださいね。
さて、
私の考えを言いますね。
私が、事業をするうえでいちばん大切だと思っていることは、
とてもシンプルです。
売上をつくること。
これがもっとも大切なことです。
「なにを当たり前のことを」と思われたかもしれません。
でも、すでに事業をされている方は、考えてみてください。
本当に、売上をつくることをいちばん大切にしてますか?
経営っていろんな要素があるので、
このいちばん大事な「売上をつくること」がわからなくなってしまう人が
たくさんいます。
ブレてしまう社長さんが、すごく多いんです。
世の中にはいろんな経営アドバイスが氾濫しています。
よくあるのが、
「しっかり経営分析しなさい」
「数字をきちんと見て、無駄な経費を削減しなさい」
というものです。
でも私は、中小企業の社長にそんなこと必要ないと思っています。
中小企業の社長が全力で取り組まないといけないのは、
「売上をつくること」
それだけです。
もちろん、経営分析も、しないよりしたほうが、
経営の振り返りという意味ではいいのかもしれません。
無駄な経費も、無いに越したことはありません。
ですが、時間は有限です。
忙しい人も暇な人も、お金持ちも貧乏な人も、1日は24時間です。
そして、これは脳科学の分野で明らかになったことですが、
何かを判断したりする意思力にも、実は限りがあります。
大企業と違って、中小企業の社長は
たくさんのことを自分自身でやらなければなりません。
すべてに時間と意思力を使っていては、あっという間に破綻してしまいます。
だから、何に力を注ぐかを選択し、そこに集中する必要があります。
そしてそれは、
「売上を作ること」
これ以外にありません。
このお話、まだ続きます。
大切な話なので、ぜひ読んでみてくださいね。