経営がうまくいく方法【1】事業をするうえでいちばん大切なこと

こんにちは。税理士の堀です。

この記事をお読みのみなさんは、

中小企業の社長さん、

あるいはゆくゆくはそうなりたいと考えている方が多いと思います。

 

そんなみなさんにちょっとお聞きしたいのですが、

事業をするうえで、いちばん大切なことってなんでしょう?

一言でいってみてください。

 

すぐに続きを読まずに、本当に考えてみてくださいね。

 

さて、

私の考えを言いますね。

私が、事業をするうえでいちばん大切だと思っていることは、

とてもシンプルです。

 

売上をつくること。

 

これがもっとも大切なことです。

 

「なにを当たり前のことを」と思われたかもしれません。

でも、すでに事業をされている方は、考えてみてください。

 

本当に、売上をつくることをいちばん大切にしてますか?

 

経営っていろんな要素があるので、

このいちばん大事な「売上をつくること」がわからなくなってしまう人が

たくさんいます。

ブレてしまう社長さんが、すごく多いんです。

 

世の中にはいろんな経営アドバイスが氾濫しています。

よくあるのが、

「しっかり経営分析しなさい」

「数字をきちんと見て、無駄な経費を削減しなさい」

というものです。

 

でも私は、中小企業の社長にそんなこと必要ないと思っています。

 

中小企業の社長が全力で取り組まないといけないのは、

「売上をつくること」

それだけです。

 

もちろん、経営分析も、しないよりしたほうが、

経営の振り返りという意味ではいいのかもしれません。

無駄な経費も、無いに越したことはありません。

 

ですが、時間は有限です。

忙しい人も暇な人も、お金持ちも貧乏な人も、1日は24時間です。

そして、これは脳科学の分野で明らかになったことですが、

何かを判断したりする意思力にも、実は限りがあります。

 

大企業と違って、中小企業の社長は

たくさんのことを自分自身でやらなければなりません。

すべてに時間と意思力を使っていては、あっという間に破綻してしまいます。

 

だから、何に力を注ぐかを選択し、そこに集中する必要があります。

 

そしてそれは、

「売上を作ること」

これ以外にありません。

 

このお話、まだ続きます。

大切な話なので、ぜひ読んでみてくださいね。

経営がうまくいく方法【2】経費はどこから払われるのか?

ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身、大阪府立大学卒。一般企業勤務後、父親が経営する会社に後継者候補として転職するも、父親が税理士のアドバイスに従って経営改善をした結果、状況がみるみる悪化していくのを目の当たりにし、会社の解散を提案。 経営税理士が経営に関しては素人と知って愕然とし、必死で会社を支えている社長を経営面からサポートできる税理士を目指し、税理士資格を取得。 その後、税理士として多くの経営者と付き合う中で、「成功する社長の考え方」を知る。 また、ランチェスター経営の第一人者、竹田陽一氏に師事。「大企業にできない中小企業ならではの戦略」を学ぶ。 現在は「中小企業の社長と従業員とその家族が幸せになれば、世の中が幸せになる」を合言葉に、クライアントの売り上げ向上と税金対策に携わっている。