自分の時間を確保する方法

こんにちは、税理士の堀です。

 

中小企業の社長さんにはたくさんの仕事がありますよね。

なんの工夫もしなければ、毎日毎日、朝から晩まで仕事をすることになります。

 

だから、

自分の時間を確保しようと思うなら、時間をコントロールすることが大切です。

 

私も、税理士試験のための勉強をしていた頃や開業当初は、

どうやって時間を作るかに頭を悩ませました。

今回は、参考までに、私のしたことを書いてみますね。

 

まずは、毎日のちょっとした時間を活用しました。

具体的には、通勤時間を、自分のための時間として活用することにしたんです。

たとえば、電車に乗っている時間が往復で1時間半だとすると、

年間250日の出勤で、375時間もの時間を確保できますよね。

これを活用するのとしないのとは、大違いです。

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いろんな方にお話を聞いていると、うまくいっている社長さんはみな、

こういった時間を無駄にせず活用されています。

 

「でも、通勤電車は混んでいるから、なにもできない」と感じた方も

なかにはいらっしゃるかもしれません。

確かに、多くの人が出勤する時間帯というのは、電車がとても混んでいますよね。

だから私は、出勤時間をかなり早くしました。

すると電車がすいているので、座って本が読めるようになりました。

 

そのほか、駅まで歩く時間は、

ビジネスセミナーを収録したCDを聞きながら歩いて、

学びの時間としました。

 

スケジュールの立て方も工夫しました。

最初は、アポイントの入るままに予定を立てていましたが、

それでは、ある案件に取り組んでいても

会議や商談のたびに中断することになるので、

なかなかはかどらなかったんです。

 

生産性の高い仕事をするには、ひとつの案件に集中できることが大事。

それも頭がさえている午前中が、いちばんはかどる。

そう考え、アポイントのとりかたにも原則を設けました。

会議や商談は基本的に午後に入れることにしたんです。

そうすることで、集中して1つの案件に取り組めるようになり、

生産性がはっきりと向上しました。

 

こうした工夫をすることで、自分の時間を確保することができました。

 

この経験から、私が思っているのは、

仕事が多いから忙しいのではなく、時間をコントロールできないから忙しいのだ

ということです。

 

自分の時間の確保に悩んでいる社長さんは、

積極的に時間をコントロールするんだという気持ちをもって、

できることから工夫してみるといいのではないかと思います。

 

その際、通勤時間を早めるとか、そういったちょっとしたことを

面倒くさがらないことも大事です。

「〇〇だからできない」と安直に考えずに、

工夫して時間確保に取り組めるかで

大きな違いが出るのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身、大阪府立大学卒。一般企業勤務後、父親が経営する会社に後継者候補として転職するも、父親が税理士のアドバイスに従って経営改善をした結果、状況がみるみる悪化していくのを目の当たりにし、会社の解散を提案。 経営税理士が経営に関しては素人と知って愕然とし、必死で会社を支えている社長を経営面からサポートできる税理士を目指し、税理士資格を取得。 その後、税理士として多くの経営者と付き合う中で、「成功する社長の考え方」を知る。 また、ランチェスター経営の第一人者、竹田陽一氏に師事。「大企業にできない中小企業ならではの戦略」を学ぶ。 現在は「中小企業の社長と従業員とその家族が幸せになれば、世の中が幸せになる」を合言葉に、クライアントの売り上げ向上と税金対策に携わっている。