こんにちは。税理士の堀です。
創業してまもない会社は、社長ひとりがすべての仕事を担当していることが多いですよね。
営業も、経理も、その他の仕事も全部社長がするわけです。
しかし、ある程度軌道にのってきたら、分業することが必要です。
会社を発展させるためには、すべてを自分でやらず
分業の仕組みを作ることが不可欠なんです。
たまに、すべてを自分でやっておられて、
「忙しい、忙しい」が口癖の社長さんがおられます。
でもそれで儲かっているかというと……そうではない。
そういう社長さんは、従業員さんを新たに雇うか、
今おられる従業員さんの担当業務を見直してみるといいかもしれません。
そのほうが、生産性が上がってうまくいくことが多いからです。
こういうことをいうと、
「でも、従業員さんにやってもらうと、私の何倍も時間がかかります。
私がやるほうがよっぽど早いです!」
と反論されることがあります。
だけど、考えてみてください。
ほかの人でもできる仕事がある一方で、
社長しかできない仕事、社長が圧倒的に得意な仕事ってありますよね。
そちらに時間と労力をかけるほうが
生産性が高くなると思いませんか?
そうはいっても…と納得できない方のために、
実際に簡単な計算をしてみますね。
長くなるので、次の記事に続きます。