こんにちは。税理士の堀です。
世の中には、
会計や数字について書かれた経営本とかセミナーとかが
たくさんありますよね。
さて、
そういったもので勉強したとおりに経営をすれば、中小企業の経営はうまくいくのでしょうか?
私の今までの経験で言いますと、
うまくいっている中小企業は、少ないと思います。
うちの、経営がうまくいっているクライアントさんを見ても、
そういった会計中心の本やセミナーの情報は
ほとんど参考にしておられません。
なぜかといいますと、
会計中心の経営というのは、大企業向きの経営手法だからなんです。
大企業では、会計中心の経営手法がとても有効です。
経営者の目が隅々まで行き届かないので、会計の数字というはっきりしたもので
管理していくことが必要になってくる。
多くのセミナー講師や著者の方は、大企業出身です。
だから、大企業出身の講師や著者の方は、ご自身の経験に基づいて
会計の大切さについて話されるわけです。
でも…、
中小企業の経営は、そうではないんです。
中小企業が、大企業のように会計中心の経営をしてしまうと、うまくいきません。
中小企業には中小企業のやり方があります。
大企業の経営手法を中小企業で使ってしまうと、
マイナスにしかならないと私は確信しています。
そういうわけで、
会計中心のセミナーや経営本は参考にしないほうがいいんです。
では、その中小企業の経営のやり方ってどんなものなのか。
それを中小企業の社長さんたちにお伝えするのが
私のライフワークだと思っています。