社長は数字を見なくていい!? 【2】 本やセミナーはあてにならない

こんにちは。税理士の堀です。

 

世の中には、

会計や数字について書かれた経営本とかセミナーとかが

たくさんありますよね。

 

さて、

そういったもので勉強したとおりに経営をすれば、中小企業の経営はうまくいくのでしょうか?

 

私の今までの経験で言いますと、

うまくいっている中小企業は、少ないと思います。

うちの、経営がうまくいっているクライアントさんを見ても、

そういった会計中心の本やセミナーの情報は

ほとんど参考にしておられません。

 

なぜかといいますと、

会計中心の経営というのは、大企業向きの経営手法だからなんです。

 

 

 

大企業では、会計中心の経営手法がとても有効です。

経営者の目が隅々まで行き届かないので、会計の数字というはっきりしたもので

管理していくことが必要になってくる。

多くのセミナー講師や著者の方は、大企業出身です。

だから、大企業出身の講師や著者の方は、ご自身の経験に基づいて

会計の大切さについて話されるわけです。

 

でも…、

中小企業の経営は、そうではないんです。

中小企業が、大企業のように会計中心の経営をしてしまうと、うまくいきません。

 

 

 

中小企業には中小企業のやり方があります。

大企業の経営手法を中小企業で使ってしまうと、

マイナスにしかならないと私は確信しています。

 

そういうわけで、

会計中心のセミナーや経営本は参考にしないほうがいいんです。

 

では、その中小企業の経営のやり方ってどんなものなのか。

それを中小企業の社長さんたちにお伝えするのが

私のライフワークだと思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身、大阪府立大学卒。一般企業勤務後、父親が経営する会社に後継者候補として転職するも、父親が税理士のアドバイスに従って経営改善をした結果、状況がみるみる悪化していくのを目の当たりにし、会社の解散を提案。 経営税理士が経営に関しては素人と知って愕然とし、必死で会社を支えている社長を経営面からサポートできる税理士を目指し、税理士資格を取得。 その後、税理士として多くの経営者と付き合う中で、「成功する社長の考え方」を知る。 また、ランチェスター経営の第一人者、竹田陽一氏に師事。「大企業にできない中小企業ならではの戦略」を学ぶ。 現在は「中小企業の社長と従業員とその家族が幸せになれば、世の中が幸せになる」を合言葉に、クライアントの売り上げ向上と税金対策に携わっている。